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大枠のイメージはユーミンの「埠頭を渡る風」。本当にオフィスでこれをがんがんかけていました(スタッフも知っていると思いますが。。。)。 夜になるとユーミン。11月はアニメソングをかけてました。

とにかく「BIB」の作品はまたやれるとは到底思っていなかった。 とにかく大変な作業となるからです。 前回は515本たしかつくったのですが、そのために一部で不良がでてしまった。
今回は品質をあげて、かつ、時間をかけて、かつ、生産は333本以下で出来る限りとすることにしました。 クリスマス限定という形ではなくウィンタープレミアムという形で冬の間でつくります。

なんでそんなに大変なのかというと、まず黒のような真っ黒にすればよい色ではないので作るたびに色が微妙に変わってしまう点。 それがパーツごとに工場が違うために、そのパーツごとにも違ってしまう点。 さらにそのパーツを組み合わせてひとつのものを作る点。 333本のためにはその何倍かのパーツを用意しないといけないわけです。
もちろんいくつかのブランドでいままでブルーIPがなかったわけではありません。 しかしそれらは、ブレスとケースカラーが一致していなかったり、レザーストラップモデルであったり、異素材にすることである意味バランスをとっていたりしたもので、ケース、パーツ、ブレスが同一素材にて、色合いを極限まであわせたものはありません。
それはほぼ手作業だからこそ可能でもあるわけです。 かつ、本数も少ないからこそできます。 本数が少なければ、もちろん単価は高くなってしまいます。
それを今回はかなりがんばった価格に抑えているのも特別な点だと思います。 それに、今回は昔のロゴをリューズの頭に復刻させました。 そんな時計です。

みなさんも是非、「ブルー・ムーン」を浮かべる(ガラスに)「素敵な夜空」を腕にしてください。

そして、大切な人と星空の草原へ 「幸せの青い月」を捕まえにいきましょう!!!






2009年4月・5月voice:Nより抜粋

voice:N クリエイティブ・ディレクター石田氏による、
開発の思い出や日常の色々なことを日記形式で紹介はこちらでご覧になれます。
http://blog.livedoor.jp/noritakaishida/
その中から「GSX602」に関する記事を抜粋して掲載しています。

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