GSX400BTS
2017年5月、新シリーズのオリジナルでベーシックカラーモデル「GSX400SBK」発売から各ライン毎に1本のみ発売される「BULE IN BLACK」
150本限定モデルが早くも登場。スポーツ・ラグジュアリーデザインのGSX400シリーズにGSXの特別な「サマーズ・ビート」と呼ばれる
ブルー文字盤と輝くブラックケースの融合は、アクティブな雰囲気な中にも、品のあるモデルに仕上がっています。
裏蓋は、まるで宇宙船のハッチを思わせるような裏蓋で、ケース同様膨らみを持たせ、中央にガラスを配置。ガラス周りのエッジデザインは大変高度な磨き技術が必要。リューズガード部にも使用されている、専用の六角特殊ネジも考え抜かれたデザインの一つです。
中央のガラスは、ハーフミラー蒸着ガラスに「BULE IN BLACK」で使われるオリジナルエンブレムを大胆に配置。時計のオーナーにだけ楽しめる裏蓋デザインもGSXは細部に渡り、こだわりを貫きます。
バンドはシリコンバンドを採用。計算された厚みのあるシリコン素材を使用し、裏には汗止めが機能しうる限界までのGSXのモノグラムをデザイン。その中には隠れGSXロゴマークを施し、GSXならではの遊び心を取り入れています。
GSX400BTSは、今までに見たことのない丸型とトノー型が融合された究極のアシンメトリーケースと、GSXだけのオンリーカラー「BULE IN BLACK」を採用した、
限りなくスペシャルなモデルです。
【About Blue in Black】
1997年から発表されているBlue in Black Series(BTS Collection)とは、GSXならではの特殊なカラーで、“ピュアブラック”と“サマーズ・ビート”と呼ばれるGSX独特の深いブルーをフュージョンしたラグジュアリーなモデルです。(一部除く)
「サマーズ・ビート」とは、米国の避暑地(島)「マーサズ・ヴィニヤード」からイメージしたカラーです。この深いブルーは文字盤カラーの色調整だけではなく、ガラスに蒸着をいれ、それが組み合わさったことで創り上げられる、GSXだけの特別なブルーです。各モデルのパーツや、文字盤の大きさ等を考慮し、ガラス蒸着の色、文字盤の色を何度も調整し、各モデル毎にGSXの特別なブルー、“サマーズ・ビート”は創られます。
このコレクションはラインごとに一度だけの限定生産となっていることからコレクションされる方も多く、GSX独自の特別な深いブルーのモデルは、多くのGSXファンを魅了しています。
※「BTS」とは当時、当社のカジュアルウオッチ販売店舗の名称の略で、始まりは店舗の開店記念モデルとして発表されていましたが、現在では、「BULE IN BLACK」というシリーズ名称に統一され、「BTS」という呼称はモデル番号のみとなっています。
黒とブルーという組み合わせは、1997年当時では移植の組み合わせだった。黒いケースの時計がまだ無かった時代においては、黒い塗装の時計を作ることから始めなければならなかった。SEIKOには、ジウジアーロデザインで一部黒い時計があったものの、耐久性に問題あったのだろう、以降の生産はされなかった。
黒い塗装が本格的になると、次に問題となったのは文字盤のブルーの色味についてだった。どうせ作るならば、「写真では表現できない美しい本物を」と試行錯誤した結果できたのが、文字盤とガラスの色の組み合わせで作った「藍色」である。
時計を斜めにしたり、正面から見たりすると色が変わる。時計以外の自然の光や風景が文字盤に干渉して色を作り出すわけだ。「これは何色ですか?」問いに対して明確な”答え”を持たない、絶妙に変化する色。それがGSXのブルー、いわゆる「サマーズビート」というわけだ。
このページにおいても、実物と写真は決して同じでは無い色となるだろう。そんな特別なブルーは、GSXのシリーズひとつにつき一度だけ、数百個だけの生産となっている。
BULU IN BLACKの歴代モデルは、いずれも完売している。この
夏、400シリーズから待望の限定発売となった400BTSは左右比対称が特徴で、初のラバーストラップモデルでもある。400のテーマは未来の車。未来的な進化と車として進まない進化を一つの形に集約した、シンプルなデザインが400シリーズである。”レトロ・フューチャー”な400のブルーをその目で確かめていただきたい。
雑誌コメント抜粋