アシンメトリーケースに流線型のフォルムが美しい、GSX900シリーズの新ライン、「GSX906」からNewカラー登場!
最新作は約7年ぶり、23本目となる「ブルー」と「ブラック」のコンビネーションカラー、「Blue in Black」を採用した、GSXの特別な「BTSコレクション」が登場。
裏蓋中央ガラスは、ハーフミラー仕上げで角度によって中のムーブメントがうっすら眺める事ができ、ガラス中央には初代から継承されているオリジナルエンブレムを配置。900シリーズの流線型フォルムと「Blue in Black」のカラーリングが更なるラグジュアリー感を漂わせた100本限定のスペシャルモデルです。
【About Blue in Black】
1997年から発表されているBlue in Black Series(BTS Collection)とは、GSXならではの特殊なカラーで、“ピュアブラック”と“サマーズ・ビート”と呼ばれるGSX独特の深いブルーをフュージョンしたラグジュアリーなモデルです。(一部除く)
「サマーズ・ビート」とは、米国の避暑地(島)「マーサズ・ヴィニヤード」からイメージしたカラーです。この深いブルーは文字盤カラーの色調整だけではなく、ガラスに蒸着をいれ、それが組み合わさったことで創り上げられる、GSXだけの特別なブルーです。各モデルのパーツや、文字盤の大きさ等を考慮し、ガラス蒸着の色、文字盤の色を何度も調整し、各モデル毎にGSXの特別なブルー、“サマーズ・ビート”は創られます。
このコレクションはラインごとに一度だけの限定生産となっていることからコレクションされる方も多く、GSX独自の特別な深いブルーのモデルは、多くのGSXファンを魅了しています。
※「BTS」とは当時、当社のカジュアルウオッチ販売店舗の名称の略で、始まりは店舗の開店記念モデルとして発表されていましたが、現在では、「BULE IN BLACK」というシリーズ名称に統一され、「BTS」という呼称はモデル番号のみとなっています。
ハンドメイドの巧みの技が詰まったストーリーのある時計
この独特なブルーとブラックのカラーリングは、1997年に考えたものです。当時は、色で曲線美を見せるにはどうしたら良いかという事を考えながら、自分の好きな景色である夜のプールサイドやシーサイドといった”魅惑的な情景”、頭に浮かぶセンチメンタルでロマンティックな”ストーリー”も意識して・・・・・と、そういう時計をデザインしていたのです。
年を経るにつれ、そのような「バックグラウンド」が時計に不要になっていたときもあります。ただ、あれから20年が過ぎて、また時計作りにもストーリー性が必要な時代が近づいてきていると感じています。
このGSX906BTSは、当時のままの色はもう再現できませんでしたが、それでも95%位までは近づけられたのでは、と思います。今回、ケースバックのハーフミラーの仕上げにはかなり苦労してもらいました。他にも、当時はできても今ではできない技術が、時計界にはたくさんあります。
つるんとしたGSX906の感覚などは他社の時計の生産が手作業でなくなって今では、GSXでしか作り出せない「技の集大成」だといえるでしょう。
国産ハンドメイドの匠(たくみ)を、ぜひ堪能してください。
雑誌コメント抜粋