-“ウェディング・ベル”コレクション-
01年8月31日、”GSX900LOVⅣ””GSX903LOVⅣ”が発売されました。
LOVEコレクションスタートから3年目は、結婚をテーマとしたモデルです。
ふたりでいることを単純に幸せのひとつにとらえ、結婚を意識したモデルです。
モデルは鏡面のフォルムに、ピュアホワイトの清楚で、潔いぱりっとした白です。
この「白」はGSX社の別ブランド「ni」でも採用された「白」です。
時計の側面には6時位置と同じ、ベル・マークを刻印。
“GSX903LOVⅣ”は”GSX900LOVⅣ”とはデザイン違いになっていて、イモータル・インディケーション (永久カレンダー)を搭載し、900では少し大きすぎるという人の為のモデルになります。
LOVEコレクションの初めてのペアとなっています。
そして03年2月、”GSX904LOVⅣ”が発売されました。
こちらは文字盤の刻印が少し変わりますが、フォルムはGSX900そのままになります。
しかしデザイン上の違いだけではなく、最新ムーブメント「7S」を搭載します。
ピュア・メイド・イン・ジャパン
2000年から2001年にかけてTV、映画では「ウェディング・プランナー」や「結婚」を題材とするストーリーのものが多く登場しました。また、結婚の過程も大きく様変わりをしていきました。
日本では携帯電話の所有率が国民の70%を超え、加入台数も7000万台を上回ります。
出会いも、待ち合わせも大きく変化し、携帯電話は待ち合わせ場所も時間の厳守さえも不要なものへ変化させています。
そんな中、30代を中心とした懐かしいものへの回帰がちょっとしたブームになりました。昔のアニメや、昔の歌のリバイバル、そして服装や、ドラマまで多くのカルチャーが回帰をしていきました。
携帯電話のない世代のストーリーがテレビで流れ、例えば待ち合わせに会えないもどかしさなどが伝わっていました。
GSXはそんな懐かしい気持ちと若い世代には新鮮な感動を与えたいと思い、結婚をテーマとしたペアモデルを発表しました。
実に、このモデルをペアで購入し、結婚したカップル、結納をしたカップル、婚約をしたカップルは50組を超えます。
そのために、このモデルからLOVEコレクションはペアへの展開となっていきました。
(発売当時談)