GSX600シリーズの最初のラインが「GSX600」です。「ワンス・アポン・ア・タイム(昔昔・・・)」という愛称をもつラインです。
GSX600ラインのコンセプトは、普遍の形にアイディアを詰め込んで細部のデザインを表現することです。
しかも、最新ムーブメントを搭載したものとなっています。
使い心地と道具的な感性を存分に堪能できるものとなっています。
○ 自動発電式ムーブメント「AUTOGENA」搭載
○ フル充電で6ヶ月の駆動
○ 平均月差±20秒
○ ブレスバックルはWロックバックル
○ レザーストラップ(コードバン・黒/裏地パープルソフリナシャル)を付属
○ ケースはサテン仕上げ(側面は鏡面)
○ 片面無反射コーティングのハードレックスガラス
○ サテンケース(ベゼルはポリッシュ)
○ スーパールミノヴァ(畜夜光)
□ AUTOGENA(オートゲイナ) □
オートゲイナとは、腕の動く力で内部の機械を動かし、その動いたことによる摩擦で電力を起こし、それをムーブメント内に蓄電する システムで、その蓄電した電力で時計を動かす、「発電式クォーツ」のことです。
自動巻きとクォーツの特長をもった「オートゲイナ」は半年に一度、フル充電にすることによって、理論的には半永久的に動き続けるこが可能 な「自己完結エネルギーシステム」です。 (注意・故障などは修理が必要です)
□ONCE UPON A TIME□
英語のモデル名は「昔、昔・・・・」というおとぎ話などの決まり文句。
だが、600ではもっと、すごくダークな世界観を意識している。
それは40年代から60年代のアメリカの禁酒法の時代。
アル・カポネやアンタッチャブルの世界観。
ゴットファーザーや、ハリウッドムービー全盛の頃だ。
今回のモデルはドイツ的な質感と機械的な味わいを追求したシリーズ。
あえて昔の車や飛行機のように、工学的なケースバック(ハッチのようなバブルバック)を創ったり、レザーバンドには上質なコードバンを、またメタルバンドは最高級316L素材とした極圧のソリッドステンレス成型をしています。
ガラスはレトロっぽいクリスタルで、段差を強調したデザイン。
さらには文字盤の黒の使い方、文字の種類。日付を厚くしたり、オーソドックスな60年代デザインを復活させて、現代の最新技術と融合させたものになっています。
※発売当時談