PRODUCTION NOTE: by ISHIDA
西表島の神秘的な自然をテーマにしたモデルで、そのカラーイメージは「ガジュマルの木」。文字盤
には「かえる」の足跡をかわいくワンポイントにしたけど、この意味は、時計のカラーと時計のニックネームにかけたものである。つまり「I will be back(カエル)」。
西表島は一度だけ、20代に行ったことがある。ちょっとその壮大さに感動した。いろんなところがある。
ジャングルだってあるし。
最近だと松島菜々子が生茶のCMをやっているけど、その復帰第一作目のCMがまさにガジュマルの木
をイメージに使っていた。
#20と#22は「カエル」をテーマとしているが、小さい頃、僕は河口湖や軽井沢によく両親に連れられていった。夜になると、東京では体験できないような、星空とカエルや虫の鳴きごえがいっぱいに広がった。
怖いというより、神秘的で、なんか感動した。そんな田舎も今では、あのときほどのものではなく、やはり自然に人工が侵食してきているわけです。それとも自分が大人になって、そういうことに感動しなくなった
のだろうか?つまり、ここでいう「I will be back」とは、そんな自分の居場所に帰るというか、なんというかそんな感覚的なテーマで、そんなことをずっと考えていたら、ひとつは田舎の思い出で、もうひとつは、
大学の頃にサークルでいった西表島の神秘的な自然をイメージしたいと思った。
ポストカードはコラージュされたガジュマルの木。どちらかというと樹かな。これは本当に大変だったよ。
イメージ伝えられなくて。で、たとえばということでいろんなことを言ったけど、最終的には冒頭の「生茶」のHPを開いて、そのCMの動画を見せた。それまでは、映画「里見八犬伝」の洞窟のグリーンな感じ
とか、映画「河童(米米クラブの石井さんが監督した・・・)」にでてくる感じとか、「妖怪大戦争」のグリーンとか。。。そりゃ誰もわからんわな。できたものはまったく違うものとなったけど。。。
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当初、このモデルはバレンタインの販売を予定して、アンジェという名前で、天使をデザインしたもので企画をしていたものだが、バレンタインに間に合わないということで天使をやめて、その企画以前に寺島が提案していた「四葉のクローバー」のものを採用したものだ。色としてはなんとなくオフホワイトをからめたような淡い感覚で曖昧な色味にしたかった。
70年代に日産がスカイラインのCMで「ケンとメリーのスカイライン」というテーマでカップルのイメージで車を訴求したことがあり、そのスカイラインは「ケンメリ」とか「メリケン」とかと愛称で呼ばれていた。僕も小さいながらにとても格好いいなと思っていて、そのCMででてくる「ボプラ」の木がとても印象深かった。その木は北海道の富良野の近くの国道にあって、その一帯はCMなどで多く採用されていて、その木も「ケンとメリーの木」という愛称で今も親しまれ、観光名所となっている。
実は僕はスカイラインを保有したことはなかったけど、とても大好きで、ちょうどRSターボの赤黒のスカイラインなどにあこがれていた。このモデルは別にスカイラインを意識したものではないんだけど、なんかポニーテイル、ガソリンの匂い、クーペとかというと僕の年代だと「横浜」をイメージしちゃう。元町、山下公園、港が見える丘公園や外人墓地。
だからハガキもなんとなく横浜を意識して最初は作っていた(実際、プロボイにそういうくだりがある)。そのうち、前述の「ケンとメリーの木」のことを思い出したわけです。つまり「ケンとメリー」という名前にしたのも、スカイラインからではなくて、ペアの名前にするのにいい名前を考えたらこうなったわけです。松任谷由実の歌にもでてきそうだし。
ケンとメリーで検索したら、とてもいい写真がでてきた。一般の方の写真だったが、CMのかすかな印象がまさしくそこにあった。その方に連絡をつけて利用の許可をもらった。ここに「ケンとメリー」のアナザーストーリーである「めぐり逢い」編ができたのです。
ポストカードのキャッチである「"KEN"and"MARY"will always be togother.That's just the way it is.」
は、訳すると「ケンとメリーはめぐりあう運命だった」というもの。直訳すると「ずっと一緒にいるだろう。そう決め
られていた」というもので、つまり「赤い糸」で結ばれていたという意味になんだが、本当は、"YOU"&"ME"
will always be togother.とするつもりだったのです。しかし、スイスへ行く飛行機の中で、映画「今、あいにいきます」を観ていて、それが英語版字幕付だったのですが、そのラストに近いシーンでこれと同じ英文が
でてきたのです。ひまわりが画面いっぱいに広がる中に待っている獅堂の元に、竹内結子が優しい笑顔で
「逢いにきた」シーンです。日本語はちょっとおぼろげですが、竹内が「大丈夫。私たちは大丈夫よ。私たち
は出会う運命だったんだよ」なんてなことを言うシーンの字幕です。そこでは「YOU」「ME」になっていて、
ちょっとそれだとあまりにもそのままだし、また、やはりここは「ケン」「メリ」ということをもっと表現してもいいかなと思ったので、あえて言葉を変えた。僕自身のこの英文も元ネタは「赤い衝撃」という山口百恵と三浦友和が競演した昔のテレビ番組のやはり英文字幕で、当時としては珍しくフランスなどで放映がされたのか、
ビデオがでていたのかはわからないが、その話の中で、山口百恵が三浦友和にまったく同じ英語字幕の日本語を話す。僕は、そういうのはメモする傾向にあって、とくに歌もそうだけど、テレビだと当時の「白い滑走路」とか「白い影」とかを今見返して、いいなと思う言葉はすべて書き出しておく。それはそのまま使うことはないが、ベースとなる深い意味は見つけられる。
「for LOVERS Only」の文字は僕が書いた直筆をバランス調整したものだが、しないほうが、僕としてはナチュラルでよかったかなと思う。次回のものはまた書き直すつもり。
PRODUCTION NOTE: by ISHIDA デザインはもともとコミック版で考えていた。できあがったデザインは基本的に一発でOKだったが、問題だったのは「コメント」と「時計の表現」。
まず、コメントについては、バットマンが街へとダイブするキャットウーマンへ語りかけている感じで考えた。いろいろと考えたけど、最終的にはバットマンにも「スマートスタイル」の宣伝をしてもらいましょうかということで、「Where do you go」と、スタイルのテーマ
を喋っていただいた。本当はキャットにも何か喋らそうと思ったんだけど、なにを言ったか、どこに行くのかは、みなさんで考えてもらうことにしました。キャットに言わせようとした言葉は「ちょっとトイレに」。でも、ワーナーさんにNGだされたら間に合わないので、やめといた。
「時計の表現」は本当に苦労した。デザイン画、コミック画、本物のリアルな写真。。。もちろん本物の写真が一番いいと考えるが、あえてここはコミック版でいこうと思った。デザイン画ではいまいち融合しなかったし、写真だと完全に浮いてしまった。ポストカードは表現だから、商品カタログではないから、アートでいい。額に入れられることを考えたら、この表現が最もいいと思った。
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2005年の8月で10周年を迎える「GSX」。今年から来年にかけて、10周年記念関係のモデルをだすが、その第一弾がスタイルででるわけです。スタイルはあえて、カラフルにした。ポストカードは「10周年記念」の特別イベントが仕込まれているのですね。
まぁポストカードを観ていただくと、そのイベントはどういうものかがわかるし、時計を買わなくても、一応、全部の「謎」は解明できる。
10個の「10」にまつわる「ダイアローグ(暗号)」を解いて、ポストカードにあるサイトのアドレスに登録することで抽選に参加できる。
しかし!実は10個目の謎は時計の文字盤だけではちょっと解明できない。まずはポストカードを入手するのが先決。
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この時計のテーマは「リゾート」。南フランス一帯は有名なリゾートが多々ある。この地域を「コート・ダ・ジュール」といい、そこに地中海に面した"ニース"がある。白い砂浜で有名なニースは、フランスの有名なシネマでも幾度となく、その舞台となり、歴史も深く、そして、近年ではその海岸沿いの道"プロムナード・デ・ザングレ"は有名な高級ブランドのブティックが並ぶことでも知られている。この海岸沿いはいわば、銀座と港と海岸がひとつになったような場所で、さらに、少し陸地へ行くと、そこには軽井沢があるようなものなんです。
地中海に面した街は、たいてい「砂」のような生成りか白を意識した建物が多く、イタリア側だとときとして、白に「赤」をポイントとしたものが多いが、フランス側だと「明るいブルー」が目立つ。イタリアのアズーロと呼ばれる深い青とは違い、ギリシャのブルーに近いかもしれない。
このモデルは「マイ・マリン・マリリン」と名前つけたけど、この名前は山本達彦の楽曲にもある。時計のデザインはパラソルやブティックの軒先をイメージした。ポストカードはクラッシックな昔っぽいものとした。僕のイメージはアガサ・クリスティのミステリーに出てきそうな、クラシカルでゴージャスな印象。当時の水着なんか、こんなラインになってそうだしね。
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クリスマススペシャルとして、いきなり思い立ったように作ったのが「JACK」。企画のはじまりでは「雪ダルマ」をということだけでデザインをしていったのだが、ポストカードを作る際には「やはりなんかテーマ性を」持たせたいということから「JACK」という名前をつけた。「ジャック」というとどうしても「ナイト・メア・ビフォア・クリスマス」を思い出すが、自分としては「ジャック・フロスト パパは雪ダルマ」を思い出すんですね。誰かは「恐怖の雪ダルマ」とかともいっていたが、ともかくとてもファンタジーな大人のOFFを是非楽しんでもらいたいとおもっていました。たとえば、2004 クリスマスというプリントをすれば、とても短い時間の物となってしまいがちだけど、それでもいいかなと。コレクタブルであって、だけど、別に使ってもいいじゃないかと思ってつくったわけです。スマートスタイルの価格帯だからこそできたことです。
最初はキャラクターっぽい、ポストカードのデザインを考えていましたが、ともかく「スタイル」の定番のデザインの形はそのままでいくことと、キャラクターがしっかりとしているので、あえて前提的にはまじめな「クリスマス」を意識した大人のデザインにしようと思いました。また今回はじめて「Christmas Special 2004」というロゴデザインを行いました。あえてスマートロゴは小さくしています。MADE IN LOVEというテーマも、もちろん明確にしています。一応、時計の日付は#8なので「8」にしてあるが、わかってくれる人はいるかどうか。。。
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EVE2004の「タイム・オブ・ラヴ」はスマートのペアとなっています。文字盤には隠し印刷で「LOVE」がぎっしりとされているが、それはポストカードのminiSMARTの方でかすかに感じ取れる程度になっている。それは売り場で実物を見て、驚いてほしいと思ったから。
この時計は「ハート」を大胆に使ったものであるが、実は昨年の末に「900」で同じことをやろうと思ったものの企画を採用したものだ。今年はこの手のモデルが「ゼニス」「ロジェ・デュブィ」などで出てしまっていて、昨年よりもインパクトにかけてしまった。今まで、スマートはPOPだ、ライフアートだといっても、あまりにまじめであったから、no,50などで少し大胆にチャレンジをしていった。また「スマートスタイル」もその一つ。このEVE2004「TIME OF LOVE」はまさに本格的なスマートのアナザーウェイの模索となるのだ。
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「頑張る、I。」というキャッチはかなり時計のテーマを印象的にしていると思う。たくさんキャッチを考えて、どんどん短くしていって、その過程で、このキャッチを僕は創った。「是非、応援してほしい。それを額に飾って頑張りたい」という一人の女性からのアンケートを読んで、僕はどうしても「応援」するポストカードにしなきゃならんと思っていたからできたキャッチです。企画とはそんなもので「わかりやすい」のが一番。
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今回のコレクションは実に「24本目」となる。寅さん、007、ゴジラ並かと思われるくらいのコレクションとなる。
ポストカードをデザインする際、まずは「スタイル」特有の横置きとなるが、このデザインは佐藤君(VIEWなどのデザインも担当)の提案 したデザインを採用し、僕がキャッチを入れたものだ。当初のジルはもっと画像を あえてダブらせていたんだけど、カプコンの小林プロデューサーが「S.T.A.R.S.」のロ ゴを目立たせて、さらにジルの画像を変えてほしいという要請があり、現在のデザ インに落ち着いた。あえて今までの暗い感じから脱して、さらにちょっと笑いを入れてみた。あまり暗いものは「スマート・スタイル」には似合わないから。
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今回もBTSの連続したパターンのもので、今回もあえてデザイン画となっている。 パターンものは水戸黄門と同じで、ちゃんと印籠をだすがごとく、整っていないといけない。ある意味、期待を裏切らないということだね。
今回のキャッチは「501人とあなた」というちょっとはずした感じにしたんだが、このキャッチを作っていたころ(夏ころからキャッチは雑誌で使っている)に、なんとフランク・ミュラーのパンフレットにも「99人とあなた」だったかともかく同じパターンのものがあって、ちょっと今回、ポストカードにするのに迷ったんだが 別にまねしたわけじゃないし、先に使っていたからいいやってことでそのまま使った。
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連続したBTSのパターンを今回も継続していく。今回はグランドコンプリケーションであるため、数字が大きくはいる左の中央部に「BOLLARD」と入ることでバランス に注意した。時計のサイズがほかのBTSのものよりも小振りになっているのは、 BOLLARDの横長のスペルを意識したものである。サイズの調整はとても大切で、 とくにBTSは同じレイアウトとしているので、葉書を集めている人は、サイズが小さ いと感じるのではないかと思ったが、結果的にはどーでもいいかと思った(笑)。
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オリンピックモデルではないが、応援グッズとして、ニッポン!っていうものが創りたかった。
日の丸をどーんとおいたものってないから。で、ともかく8月13日には売らなくてはと必死だった。
まぁはっきりいって自己満足だけのものだから、売れなくてもよろしい!というくらいしかたぶん作らない。
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"I wanna hold you again""Don't say any more"「君を抱きしめたい」「何もいわないで」というこのポストカードにそれぞれあるフレーズは、 杉山清貴&オメガトライブの「君のハートはマリンブルー」の歌詞にある。
#1のカードは男性のシルエットが波間に射しているが、#2はそこ に女性が裸で泳いでいるわけです。
SMARTstyleの最初のコレクションは「貿易風(トレードウィンド)」ということで、ヨットやクルーザーが夏 のカリブを爽快に走っていくような感覚で、あえてモノトーンにしたんだけど、それはこのポストカードのように、背景そして、ヴィジュアル的に、すかっとした夏っぽく都会的で、大人の恋愛を意識した世界観をカラーで表現したかったんです。ならばモノトーンで時計を構成しよう と考えたわけです。
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no,48のBLUEのポストカードと同じデザインでまとめたものです。
最近のGSXは シンプルをメインにしていて、下の余白に小さくモデル名をいれることが徹底されていて浸透してきた。
そこで余白の上に幅いっぱいにキャッチコピーを入れた。
限定性と特別な感覚を与えたかったので、限定数を購入できる人数にして、 ドキドキ感を作って見た。
また、BLUE IN BLACKという点をBTSよりもクローズ アップしているのは2005年のAOBを見越してのことです。
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実寸で4本をまとめて、かつシンプルにしたものだけど、特徴は「モノトーン」にしたところ。
だからはっきりいってSBLはぜんぜんわからない(笑)。
でもまぁいいやってことでつくったイメージです。メイド・イン・ジャパンを訴求したもので、本当にシンプルになっていますよね。
ちなみに、この画像をカラーにして、さらに重ねて作ったのがVIEW VOL.3の表紙。
どちらかというと502がどうのというよりも、アート感覚でつくったものかな。
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2004年のバレンタインモデルとして、2003年EVEコレクションを使ったもの。
I LOVE YOU SO.ということで、バレンタインという言葉は一切使っていない。
ハートのデザインは僕としては昨年からのマイブームで、今年もまたいくつか出したいと思っている。
実はこのモデルもハートはもっと赤でくっきりとやりたかったが、うまくできなかった。
キューティハニーも映画でやることだし、また高級時計でもゼニスやロジェがハートをモチーフにするし、僕は少なくても それらよりも先にやってきたわけだから、非常にちょっとだけ満足。二人のバックのデザインも素敵だ。
指示したがここまでずばりのものを表現してくれる とは思っていなかった。
どんなイメージだったかというと、松任谷由実の「サーフ&スノー」のジャケットのイメージだ。
子供以上、大人未満の恋愛の記憶。 思い出はいつも美しく、つらいこともメルヘンでいられるからね。
通常は金色のモデルはクリスマスだけだから、どうしてもバレンタインに使いたかった。
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VIEWの最初の表紙を考えていた頃にこのデザインを考えた。
「愛しのローズマリー」という映画のポスターに、美しい女性の影がデブの巨漢というものが あって、TSUTAYAでDVDを見ててふと思い立った。
シンプルにしたかったから、バックはスーパーホワイトにして、テーマロゴもロゴ単体にした。
また、本当 ならEVEコレクションを使うべきなのだろうけど、どーしても「サンタボラード」という語呂にこだわりたかった。
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このスマートのデザインは「覗きたくなる」ということがキーポイントなわけで、それには小さいサイズで、まるで覗くような感覚を作りたかったんです。
すべては 写真は一切使わず、全部CGのデザインラフ。
スマートは900などのようなボディの美しさを強調したシリーズではないので、このようなあえてデザインCGだけで 構成したもので行った。
すべて再度、デザインをできた時計を見ながら起こしたもので、時計ができる前に作ったものではない。
TIME TO MOVE.とは、新しく 動き出すというメッセージを持っていて、それはスマートのデザインがライフステージを意識した生活空間でのアートでありたいということ。
やはり白いバックを ベースにして、僕はまるで食器などがパンフレットに並んでいるような感覚でデザインをした。
モデルはなんでもよかった。
このカードの本当のイメージはこういう 並べ方とバランスであって、それをもって「スマート」というキーボイントを理解してほしかったんです。
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どこの街かはわからないが、デザイナーの佐藤がもってきた風景に、バランスを指示して時計をおいた。
時計を原寸でおくにはこのパターンが最適だ。
この方法 はスウォッチなどがよく使っていた方法で、このようにバックに白をおいてバランスをとる方法はやはりスウォッチが1992年~1994年までにカタログで行っていたも のだ。
非常にシンプルでわかりやすい。
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it was love at first sight.
英語のフレーズに、900の開発当初からのフレーズである「君の美しい感性」をかけたものだ。
つまり、「それは愛の始まり」という意味だが、 感性のふれあいを意図した男女の腕をモチーフにしたデザインである。
ポール・マッカートニーの歌に「エボニー&アボリー」というのがあって、これつまり黒人白人 のような意味もあるが、基本的には正反対の二人という意味でとらえている。
まったく感性も好みも人生も異なった二人が、巡り合って、知り合って、近づいていく というファンタジーが身近にはたくさんあるのに、それをファンタジーだとはほとんどの人が感じないでしょ。
たとえばそれはそれでただの知り合い、友達で終わってしまう人たちもいるが、結ばれていく人もいるわけで、それはたぶん、「感性のつながり」というものなのだと僕は思うのです。
感性とは不思議なもので、まったく趣味じゃない人なのに気になってしまったりして、えっえっえっの状況になってしまったりする。
何がひきつけているのかはまったくわからない。
でももしかしたら、この900の時計のような「特別な魅力的」ななにかなのかもしれないでしょう。
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EVEというからクリスマスのモデルなんですが、基本的にクリスマスシーズンから販売するということで、 クリスマス限定ではない。
このモデルの星はポラリス(北極星)。
やはり冬の星の代表格で、 また当時NHKで放映していた「冬のソナタ(このときはまだ騒がれていなかった)」を意識していたし、お馴染みのストーリーも時間経過を意識した恋愛となっている。Mr.Snow&Mrs. Snowというテーマは山本達彦の「Mrs.Snow(アルバム"I LOVE YOU SO")」という曲からイメ ージした。
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ルミノックス、GSX、バイオハザードのトリプルコラボレートで大きな話題となった。
ともかくトリプルコ ラボレートはあまり今まで他社でもない。
当時、ルミノックスといえばG-SHOCKに並ぶ人気で、 またカプコンのバイオハザードもゲームキューブでのリメイクということで話題となった(おかげでゲーム キューブのマシンを買う羽目になった)。
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TIME TO MOVE というキャッチ・コピーをはじめてヴィジュアルとしてつかいはじめたもの。
今まで、TIME TO MOVEというテーマはあったが、それを強くは打ち出さなかった。
その理由は第一に、このキャッチは 1992年のスウォッチの「TIME TO MOVE」という時計の名前からとったものだからなんです。
その時計は 92年にスウォッチの最大のヒット作ともいえるオートマティックのスケルトンモデルで「きれいな時計だな」って 心から思っていた。
あの頃から、自分でもスウォッチのような時計を創りたいと思っていて、そのときはこの TIME TO MOVE(動くための時間。つまり今、何をすべきかということで、この時計は自然環境保護団 体のEARTH サミットという会議の限定モデルで、自然環境基金を目的としていた)という言葉をテーマと したかったんです。
時間というものを生活の中でどう動かすか? 何を今するか? 無駄な時間を過ごすことが 人生にどれだけ大切かということ、そして道具とは生活を豊かにするために大切なものでなくてはいけないのだということを知ってもらいたかったわけで、それを僕は「スマート」でやってきたわけです。
二つの時計はアーバンクロノグラフというシリーズで、都会の中でのアイデンティティを意味しています。 都会ではたくさんの人がすれ違って出会うが、そんな中で案外、自分と同じものを持っている人によくあって しまったりしますよね。
でも、GSXの場合はどんなに多くても月産300本なんです。 スマートは。
スマートは 多品種少数生産なんです。ですから、同じモデルを持っている人にそうはあうことはない。
今、何を選択しますか? TIME TO MOVE。
あなたにも行動するための時間が用意されているんですよ。
写真は当社のスタッフが撮影したもので、いやーよく写したものだよね。
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かなり凄い内容になっています(笑)。
つまりいろんなバイオハザードのゲームのキャラクター と背景とロゴマークがごちゃ混ぜです。
こういう使い方は実はバイオハザード関係のほかの グッズではありえないようで、なぜかカタログもこのポストカードも認可を通ってしまっている。
TMCというGSXとは別のブランド構成でのモデルだが、僕はこういうロゴマニアっぽいのが大好きで、単にこういうコレクションものが好きということです。